美しくカットされたダイヤモンド

ダイヤモンドは一般的に、カラット数が大きいほど希少価値が高い上に輝きが目立つため、価格が高めとなっています。そのためこういったダイヤモンドを求めていても、予算の問題から購入できないという人は多くいます。
しかしダイヤモンドの中には、カラット数が小さくても、強く輝くものもあります。具体的には、光を効率良く反射するように考えてカットされているダイヤモンドです。
たとえばブリリアントカットですが、これは上半分のクラウンと呼ばれている部分から、光を多く取り込みます。そしてその光は、下半分のパビリオンと呼ばれる部分で反射します。
パビリオンには、鋭角にカットした面が多数あるので、その数だけ光は反射することになります。さらにクラウンにもカット面があるので、パビリオンで反射した光は、そこで再び跳ね返され、パビリオンへと戻ります。これを繰り返すことでダイヤモンドは、最初に浴びた光を数倍にも増幅させて、まぶしくきらめくのです。
しかも反射するたびに、光の波長は変化します。波長が変わると光の色合いも変化するので、これによりダイヤモンドからは、赤色や青色など様々な色合いの光が放たれます。中には、虹色に輝くダイヤモンドもあるのです。
この輝きの強さと美しさから、精巧にカットされたダイヤモンドには高い人気があります。やや小粒でカラット数が少なめでも、カラフルでまぶしい輝きから、大粒のダイヤモンドに負けないほど目立つからです。